ホワイトニングの影響で歯が脆くなることはある？
クオーレ歯科クリニックです。
薬剤によって歯を漂白することをホワイトニングと言います。
そして、歯科医院におけるホワイトニングに対して、「歯が脆くなるかもしれない」「歯に悪い影響が及ぶかもしれない」と心配されている方も少なくないようです。
そこでここでは、ホワイトニングの安全性と、ホワイトニング直後の注意点などについてお伝えしていきます。
『ホワイトニングで歯が脆くなることはありません』
歯科医院におけるホワイトニングによって、歯が脆くなったり、歯にダメージが及んだりすることはありません。
歯科医院ではホワイトニングのために「過酸化水素をベースとした薬剤」を使います。そして、ホームホワイトニング（ご自宅でのホワイトニング）では、さらに刺激性の低い、低濃度な過酸化尿素を用います。
ちなみに「糖分を豊富に含有するジュースに120～150秒ほど歯を接触させたとき」と、「濃度の高い過酸化水素水に歯を丸5日間接触させたとき」の、歯から溶け出すミネラル成分の分量はおおよそ一緒です（ある研究データより）。
このことからも歯科医院のホワイトニングがいかに安全なものであるのか、お分かりいただけるのではないでしょうか。
『ホワイトニング直後の注意点』
ホワイトニングの直後は、「ペリクル」という歯を保護する膜がはがれて、歯が溶解しやすい状態になっていますから気をつけましょう（繰り返しになりますが、ホワイトニングにより歯に長期的な悪影響が及ぶことはありません）。
ホワイトニングが済んだ後、涎に触れていることでペリクルが復活してきます。ただ、そうなるまでのタイミングにおいては注意が必要です。
特に以下のことを守りましょう。
・ホワイトニングが終わって1時間程度経つまでは、可能な限り水以外の飲食物を口にしない
・ホワイトニングが終わって24時間程度経つまでは、酸の強い飲食物や色の濃い飲食物を口にしない
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
※当院では患者様に安心して治療をお受けいただくために、感染対策を徹底しております。
「武蔵小金井駅」の近くにある歯医者
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