歯周病が「沈黙の病気」といわれる理由

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歯周病が「沈黙の病気」といわれる理由

歯周病が「沈黙の病気」といわれる理由

武蔵小金井駅の歯医者「クオーレ歯科クリニック」です。
本日は歯周病が「沈黙の病気」といわれる理由についてお話しします。

 


歯周病は、「沈黙の病気」(サイレントディジーズ)といわれています。
その理由はとてもシンプルで、自覚症状のないままに進行し、気付いた時には既に重症化しているケースが多いからです。しかし、本当にそうでしょうか?

歯周病の症状について詳しく解説していきます。

 


◎歯周病の初期症状

「沈黙の病気」といわれる歯周病ですが、症状が全く出ないわけではありません。

歯周病の主な症状は、歯茎の腫れや赤みです。
これらの症状は、歯周病の初期段階である「歯肉炎」(しにくえん)の症状でもあります。歯茎に歯周病菌の感染がみられ、炎症が起きている状態です。

この初期症状の内に歯周病に気付ければ良いですが、実際は気付かない人や見てみぬ振りをする人が大半です。

初期症状は、歯茎に腫れや赤みがみられるものの、痛みはほとんど出ないため、気付かない人が多いです。出血があった、腫れて違和感があると気付く人もいますが、「歯周病」とは思わないため、放置されがちです。

また、この時点で日常生活に大きな支障が出ないというのも、見てみぬ振りをしてしまう大きな要因となります。

 


◎歯周病の症状

歯周病の症状の内、日常生活に支障をきたすのは、「冷たいものがしみる」、「歯茎が腫れて痛む」といった症状です。キーンとしみるのは、歯茎が下がり歯根が露出することで感じるもので、こうなってくると、歯科医院の受診を検討する人も増えます。

また、歯周病が重症化すると、歯がグラグラと揺れ動くようになります。
日常生活に支障をきたすような症状になってから治療を開始するのでは、遅いです。歯茎や顎の骨を元通りに戻すのは非常に困難になるため、なるべく早い段階での受診がおすすめです。

 


◎定期健診で早期発見できる

歯周病の症状をみていくと、やはり初期に患者さま自ら歯周病(歯肉炎)に気付くのはなかなか難しいことだと思います。

歯科医や歯科衛生士などであれば、歯周病の早期発見をするのは比較的容易です。定期健診を受けていれば重症化するリスクを圧倒的に減らせるので、歯周病の予防や早期発見のためにも受診をおすすめしています。

 


◎まとめ

歯周病は、「沈黙の病気」といわれている通り、自覚しにくい病気といえるでしょう。
少しでも歯茎に異常を感じた場合は、速やかに歯科医院を受診することをおすすめします。


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。

 


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