飲食物によって歯が溶ける「酸蝕症」(さんしょくしょう)とは?

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飲食物によって歯が溶ける「酸蝕症」(さんしょくしょう)とは?

飲食物によって歯が溶ける「酸蝕症」(さんしょくしょう)とは?

クオーレ歯科クリニックです。
本日は「酸蝕症」(さんしょくしょう)についてお話しします。


◎酸蝕症とは?

酸蝕症(さんしょくしょう)とは、食べ物や飲み物に含まれている「酸」が原因で歯が溶けて、薄くなっていく症状のことです。歯周病、虫歯に次ぐ第3の口腔内疾患とも呼ばれていて、今後、気をつけていくべき疾患です。

虫歯は虫歯菌、歯周病には歯周病菌と「細菌」が大きく関わりますが、酸蝕症は細菌感染ではないのが、大きな特徴です。
酸蝕症にかかると、知覚過敏や歯の欠け、詰め物がとれる、虫歯になるといった症状が出ます。


◎酸蝕症の原因とは?

酸蝕症の原因は主に以下の3つです。

①日常的に化学物質を吸っていること

酸蝕症は化学物質と大きな関わりがあります。塩化水素、硝酸、亜硫酸ガス、硫酸等といった化学物質を吸い込むことで歯が溶け、酸蝕症となります。
そういった化学物質を取り扱う工場などで働く方々に多いです。


②嘔吐が習慣化し胃液が逆流する

逆流性食道炎、拒食症の方が習慣的に嘔吐することが増えます。胃液が逆流して口腔内に入ることで、胃酸が歯を溶かします。

影響は口腔内のみならず、粘膜や食道にダメージが出ることもあるため、根本の疾患を改善することも大切です。


③酸性の食品の摂取

酸蝕症の最も多い原因は、酸性食品の摂取です。
清涼飲料水やスポーツドリング、ワイン、酢の入った飲食物等は「酸」が含まれるため、酸蝕症の原因になります。なるべく控えることが重要です。


少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。


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