歯間ブラシに関する5つの注意点①
クオーレ歯科クリニックです。
本日は歯間ブラシに関する5つの注意点の内2点についてお話しします。
口の中には無数の細菌が存在していますし、粘膜はデリケートですから傷つきやすいです。
ですから以下の5つのポイントを守って慎重に使用しましょう。
1:歯ブラシで歯磨きをしてから使う
普段通りに歯ブラシを使って歯磨きをしてから、歯間ブラシを用いましょう。
歯磨きで全体をできるだけきれいにして、その後に歯間ブラシやデンタルフロスによって、細かな部分をさらにケアします。
※「歯間ブラシ・デンタルフロスを使うから大丈夫」などと油断せずに丁寧に歯磨きを行ってください。
ただ、「歯間ブラシ・デンタルフロス→歯磨き」という順番のほうがいいという見解もあります。
なぜなら「歯間ブラシ・デンタルフロスで細かな場所の汚れを除去する→歯ブラシ時の歯磨き粉が歯間に届きやすくなる」ためです。
また、米国歯周病学会の研究では、「フロス→歯磨きという順番で使うことにより、プラークを最も効果的に取ることができた」というデータが出たそうです。
ですが、これまで歯磨きしか行ってこなかった場合は、最初に歯磨きをするほうが違和感なくデンタルケアに取り組めるはずです。
ですから、基本的に「歯磨き→歯間ブラシ・デンタルフロス」という順番にして、それを毎日続けることをおすすめします。
2:交換時期に気を付けましょう
まず、デンタルフロスは使い捨てです。
そして歯間ブラシは7~10日くらいで交換してください(商品によって異なりますので説明書などをきちんと確認しましょう)。
交換時期が過ぎた歯間ブラシや、一回以上使ったデンタルフロスを無理に使用すると、むしろ菌が殖えてしまうかもしれません。
口の中には1億を超える細菌が住んでいます。どれだけきれいに見えても、油断せずに交換時期を守りましょう。
少しでも参考になれば幸いです。
本日も最後までお読みいただきありがとうございます。
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